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2017/11/30
2017/11/30

伸び続けるインバウンド需要にインフルエンサー・マーケティングが重要な理由

 

今年10月に、東南アジアを中心に世界8か国でインフルエンサー・マーケティングを手掛けるGushcloud Pte Ltd.の日本法人「Gushcloud Japan」と資本業務提携を行いました。

 

シンガポールに本社を置くGushcloudは、東南アジア圏やアメリカを中心に、各国で多大な知名度と影響力を持つトトップインフルエンサー40名(合計フォロワー数1.5億人)の他、パートナーインフルエンサー12,000名が所属している大手インフルエンサー・マーケティング企業です。

今回はGushcloudの事例を通じて、アジアにおけるインフルエンサー・マーケティングの重要性をご紹介したいと思います。

 

 

伸び続けるインバウンド需要、ソーシャルメディアでの情報収集がカギに

先月発表された日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2017年9月時点で日本を訪れた訪日客数は過去最速で2000万人を達成。2020年に目標としている訪日客数4000万人も現実的となってきました。

 

 2017年の訪日外国人数が過去最高に、最多は中国人―華字紙
 https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171113/Recordchina_20171113010.html

 

円安で観光客が激増し「爆買い」が社会現象となった2015年以降、その動向が注視されてきた訪日客数ですが、一時的なブームに終わることなく堅調に伸び続けていることがわかります。

 

訪日客数を地域別で見てみると、中国、韓国、台湾が長年に渡り主要国となっている一方で、香港に次いでアメリカも年間100万人を超えてきました。東南アジア6カ国(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)からの旅行者が合計で250万人を超えただけでなく、一人当たりの消費額が中国を抜いてベトナムがトップとなったことも、これからのインバウンド施策を考える上で重要なポイントとなってくるでしょう。

 

 訪日外国人の消費額が3割増、一人当たり支出もプラスに好転、最高はベトナムの26万円 ―観光庁7~9月期(速報)
 https://www.travelvoice.jp/20171018-99172

 

では、こういった新興国ではどういった情報を得て消費行動を起こしているのかというと、スマートフォンの普及によって一斉に広まったソーシャルメディアでの情報収集が非常に重要なポジションを築いています

 

日本でもソーシャルメディアの利用は当たり前になりましたが、下記の図の通りアジア諸国におけるソーシャルメディアの利用率や、スマートフォン普及率では日本を上回る国が多くあり、その影響の大きさは日本よりも高くなってきている状況です。

 

 

 

1300万ユーザーへリーチ!Glico-Wings社のプロモーション事例

ここで、日系企業がインフルエンサーを活用した事例の中から、Gushcloudが企画から戦略立案、動画を中心としたコンテンツ制作を手掛けた事例を一例としてご紹介したいと思います。

 

2012年11月に、江崎グリコ株式会社とインドネシアの食品・日用品大手のWINGSグループによって冷菓(アイス)事業を開始したGlico-Wings社。

 

 冷菓事業の海外展開を拡大 インドネシアで冷菓事業を開始 | 【公式】グリコ
 https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/14817/

 

インドネシアでのローンチに合わせたGlico-Wings社製品の認知拡大と販売促進を目的としたインフルエンサー施策を実施しました。

 

今回のプロモーションは、インドネシアに住む10代から20代前半までの若年層と、20代から40代までの女性がターゲットで、年齢層の違うターゲットにどう届けるかというのが課題でした。

 

そこで、インドネシア国内でターゲットとする若年層や女性に人気の高い5人のトップインフルエンサーによる企画を提案。YouTubeやInstagramで活躍するインフルエンサーを日本へ招待し、「旅」や「グルメ」など、それぞれのインフルエンサーのテーマに合わせた切り口でレポートしてもらうというもの。
そこに、Glico-Wingsの「RED BALL」をキービジュアルとして使い、グリコ本社訪問や工場見学、商品紹介などを盛り込んだコンテンツを配信してもらいました。

 

https://www.instagram.com/p/BOhRQgMg8zb/

 

 

 

その結果、YouTubeのチャンネル登録者数合計300万ユーザー、Instagramでは合計875万フォロワーに対し、合計で1300万ユーザーへリーチ。エンゲージメント数は184万を獲得することに成功しました。

 

 

アジアでSNSでのバイラルが信頼される理由

アジア新興国をマーケティングする上のキーワードは、“クロスボーダー”と“ステージアップ”であるとされています。

 

インターネットの普及によってボーダレスに情報が行き交っている現代では、海外のさまざまな情報をリアルタイムに得ることによって、最先端のライフスタイルに憧れを強く抱くようになっています。

 

そういった傾向は各国の若い世代において顕著ですが、憧れだけではなく性急なステージアップを実現しようとすることに、若い世代が人口の多くを占めている新興国の特徴があるといえます。事実、上位中間層や高所得層も増加している新興国では若くして成功する人も多く、そういった富裕層は先進国以上に強力な消費力を秘めているのです。

 

また、ソーシャルメディアの影響力が強い背景に、アジア諸国では家族やコミュニティなど身近な人々とのコミュニケーションが重要視されるということがあります。企業が発信する情報よりも身近な人の情報を受け入れやすいという“クチコミ文化”が根強く残っているため、感度の高い一般ユーザーが有名タレント以上の影響力を持つというのも珍しいことではありません。そうした信頼性の高い一般ユーザーが徐々に、時には爆発的にフォロワーを増やすことによって、強大な影響力をもつインフルエンサーとなっていきます。

 

Gushcloud主催「Influence Asia」ではアジア各国のトップインフルエンサーが一同に会する

 

今回のGushcloud Japanとの連携により、日本企業のプロダクトを海外に認知・展開させるための総合的なサポート体制を強化していくのはもちろんなのですが、インフルエンサーを育てマネジメントするGushcloudの知見を日本のインフルエンサーにも展開し、日本市場向けのマーケティング施策も拡充していこうと考えています。ぜひ、今後のGushcloud Japanの動向にご注目ください。

 

 Gushcloud Japan
 https://www.gushcloud.co.jp/

 

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