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2016トレンド予測
2016/01/05
2016/01/05

スマートフォンマーケティング
2016トレンド予測

 

2015年はスマートフォンが躍り出た年

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2015年をマーケティングの観点から振り返ると、スマートフォンが主役に踊り出た年と言って良いでしょう。
「PCを補完するスマートフォン」というという立ち位置から、「デジタルマーケティングの中心的存在であるスマートフォン」に成り代わったといった感じです。

 
きっかけの1つとして挙げられるのは、2015年4月から適応されたGoogleのモバイルフレンドリー対応があります。
これは、モバイル閲覧に最適化したサイトをGoogleの検索結果で優遇するというものです。
こうなると、これまでスマートフォン対応の様子を見ていたような企業も、重い腰を上げざるを得ません。

 
また、2015年はSIMロックフリー解禁の年でもあり、格安スマホや格安SIMの選択肢が増え、価格面がネックで切替えに消極的だった利用者も手軽にスマホを持てるようになってきました。
ニールセンの予測では、2015年の冬にはついにPCインターネット利用者をスマートフォンのそれが上回るとのこと。
 

スマートフォンからのインターネット利用者、2015年冬にはPCを超える可能性
~ ニールセン、最新のインターネット利用状況を発表 ~
http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/05/Newsrelease20150526.html

 

では、2016年、スマートフォンはどのような役割をマーケティング上担うのでしょうか。
3つのトレンド予想をしてみたいと思います。
 
 

1)PC 対 スマートフォンから、ブラウザ 対 アプリへ

160105.2

2015年は多くの企業がスマホブラウザ対応を加速させました。
 

急速に対応迫れられる!!企業のスマートフォンサイト
~「2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査」より~
http://www.d2c-smile.com/201507234912

 
そして、2016年は初期コストや運用のハードルの高さから、取り組みに二の足を踏むことも多かった企業アプリが再度注目を浴びると予測します。
 
要因としては、
• ディープリンク、App Indexing といったアプリの中の個々のコンテンツに直接誘導できる手法が生み出され、定着してきたこと。
• プッシュ通知やバッジ通知、といったブラウザにはないリテンションを高めるソリューションが揃っていること。
• デバイスを活用した指紋認証やApple Watchとの連動など、ブラウザよりも優れた面を持っていること。
などが挙げられます。

 
実際にブラウザとアプリを比較すると、利用時間、リテンション等、エンゲージメントに関する数値でアプリが勝るとのデータも出ています。
また、既に企業アプリに力を入れている、交通、旅行、リテール、金融などの業種では、アプリのUIデザインのブラッシュアップに投資を行うという次のステップへと移っていくでしょう。
 
 

2)クロスデバイス対応から、オムニチャネル対応へ

人々が何かを購入するとき。そのジャーニーを辿ってみると、まずは手元のスマートフォンで検索→あとからPCで詳しい情報を調べて比較検討
といった行動パターンが浮かんできます。
 

今後その関与度は、どんどんスマートフォンにシフトしていくと思われますが、現時点ではまだPCの比率も大きいケースが大半です。
それに応えるため、スマートフォンとPCどちらでアクセスしても一貫した体験が享受できるクロスデバイス対応は、既に多くのEコマースや会員向けサイトで導入されています。
デバイスをまたいだ行動分析やターゲティングもそうです。

 
そして次のステップとして取り組むべきは、スマートフォンとPC、そしてリテールの3つをまたいだ購買行動に対応したオムニチャネルです。
2013年に登場したiBeacon(BLE)の技術は、店舗への来訪や、店内の行動把握が容易になると期待を集めたものの、対応機種の少なさや端末の設定や設置の手間などが課題でした。
2015年で対応機種のシェアも増え、企業での取り組みも増えはじめており、今年2016年はオムニチャネルの盛り上がりと相まってiBeacon本格普及の年となるのではと予想します。
 
またこのオムニチャネルでも、オンラインの行動とオフラインの行動を結びつけるため、サイトやアプリへのログインは重要であり、その点でもログイン情報を端末に保持できるアプリがブラウザよりも有利なのは言うまでもありません。

 
 

3)スマホを意識したネイティブアドの加速

スマートフォンのあの限られた画面スペースの中に、バナー画像や、広告動画が出てくると正直イラっとすることもありますね。
画面の占有率や、ユーザーアクションに与える影響が大きいスマートフォンのディスプレイ広告は、PCと較べても嫌われやすいと言わざるを得ません。
 
しかし、接触時間はPCからスマートフォンへどんどんとシフトしていきます。
そこで、嫌われずに見てもらえる広告により真摯に取り組む必要がでてきます。
 
単なるディスプレイ広告ではなく、本来の意味でのネイティブ広告化が進むでしょう。
例えば、読み物コンテンツのなかでのタイアップや、思わずシェアしたくなるようなおもしろ動画、それ以外にも、生活のなかで実用性の高い役立つアプリをブランドが提供するといった取り組みが、再度見直されることになると予想します。
プロダクトプレースメント的な手法も注目を集めると思われます。
 
 

いかがでしたでしょうか。
どのトレンドも、既にその兆候は数年前からあったものですが、ここに来てスマートフォンの利用者数が過半数を超えたことで改めて注目を集めるという点は共通ですね。
少しずつ積み上げてきたスマートフォン戦略が一気に花開く時期とも言えるでしょう。
 
“ローマは一日にして成らず。”
これまでの経験を活かしつつ、船頭になったつもりでこの2016年のトレンドの波を進んでいきましょう!

 
 

<おまけ>
その他、スマートフォン関連で2016年にティッピング・ポイントを超えそうなもの
 AR,VRコンテンツの普及加速
 Snapchat、アニメGIF、Vine等ミニ動画の流行上陸
 Instagramer等、SNSセレブの国内人気拡大
 
 

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