D2Cスマイル

SHARE

スマイルを共有する

Facebook
Twitter
google+
はてなブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加
デジタルマーケティングの総合オピニオンサイト
HOME > モバイルマインドシフト:シフトした消費者にフラれる前に
2014/07/22
2014/07/22

モバイルマインドシフト:シフトした消費者にフラれる前に

 

Blonde woman feeling jealous as two people are flirting beside her in a club looking at camera

 

乗り換えルート、旅先の天気、フライト時刻に遅れは無いか? こんな事を知りたいとき、あなたはどんな行動をとっていますか?

 

そう、スマートフォンで検索ですよね。今や、もしそれが無かったとしたらどんなにストレスを感じる事でしょう。

 

 

もう戻れない、シフトした消費者のマインド

タクシー配車、フライトチェックイン、映画館の座席予約、金融資産の確認、テレビの録画予約、レストランの口コミチェック。

その他、様々なことがモバイル端末で行われており、どこに居ても必要な時にそれらを享受できます。

 

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の普及は、消費者のマインドをこれまでとは決定的に変えてしまいました。

24時間365日、常に携帯できるインターネットデバイスがあることで、彼らは今欲しい情報やサービスをその場で得る事ができます。

そして、一度それを経験してしまうと、もう以前の体験では満足できない“シフトした消費者”となるのです。

 

 

米国で起きているモバイルマインドシフト

そんな消費者の変化を捉えた書籍、“The Mobile Mind Shift” (英語版)が米国フォレスターリサーチより2014年6月24日に発売されました。

 

著者Josh Bernoff氏へのインタビュー(Forbes英語版)の中で、モバイルへのマインドシフトをその度合いに応じ4つのグループに分類しています。
これは利用頻度と、家や職場など様々な場所で使っているかの2つの軸で数値化し、0から100で現して振り分けたものです。(書籍内容より)

 

  1. Disconnected (非利用グループ 0pt スマートフォンを使っていない)
  2. Unshifted (未移行グループ 1〜20pt使っているが限定的な使い方)
  3. Transitional (過渡期グループ 21〜60pt職場等自宅以外でも使っている)
  4. Shifted (シフト済グループ 61〜100pt常時様々なアプリ等を使いこなしている)

※  度合いの内容は筆者補足

 

 

米国では各4グループに約25%ずつの人々が属しており、過渡期グループとシフト済みグループを合わせた約半数がスマートフォンをアクティブに使い始めていることになります。

 

さらに“シフト済”の比率は急速に増加しており、今年中には30%や50%にまでなってもおかしくないとのBernoff氏の見解です。

 

企業側がそのシフトのスピードについて行くことができるかどうかがサバイバルの条件になるでしょう。

 

 

日本マーケットでのスマートフォンのインパクトが明らかに

では、国内ではどうでしょうか。

 

先日7月9日にD2Cよりリリースした利用動向調査によると、BtoC企業のPVの28.5%、UUの28.4%をスマートフォンが占めています。

これは、約3割の消費者がスマートフォンにシフトしているとも言えます。また、オンライン売り上げでも25%以上をスマートフォンが占めている事が分かりました。

 

 

図1:サイトトラフィック・オンライン売上における、スマートフォン比率

 

07088-thumb-687x458-5883

出典:2014年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査(D2C/日経BP社)

 

 

国内BtoC企業のスマートフォン対応状況

一方で、企業側のスマートフォンサイト/アプリの対応状況を見てみると、BtoC企業のスマートフォンサイト対応は44.5%。

進んではきていますが過半数の企業はまだこれからです。アプリに至っては17.0%でしかありません。

 

図2:スマートフォンサイト/アプリ対応状況および対応意向
 

スクリーンショット 2014-07-16 23.29.57

まだモバイルにシフトしていない、またはしたくてもできない企業も少なくないのが実情のようです。

 

ですが、もし競合他社が優れたスマートフォンサイトやアプリを提供し、シフト済の3割の消費者をつかんでしまったら、もうこちらへは戻ってこない事でしょう。

 

あなたのブランドが消費者にフラれる前に、そのマインドの変化に気付いてあげてください。

 

 

ではどうしてモバイルにシフトした対応がなかなかできないのか、どう対応すれば成功するのかについては、掘り下げてまた別のエントリーで触れていきたいと思います。

 

月間の人気記事などをお知らせする、スマイルメールマガジンにぜひご登録ください。

 

そして、The Mobile Mind Shiftの書籍にある、企業が取り組むべき4つのステップをカケザンのBlogでも少し紹介してみましたので、合わせてご覧ください。

 

 

関連記事 RELATED ARTICLES
このライターが書いた記事